島根一人旅 2 古代出雲歴史博物館

今回の旅の目的は、島根県立古代出雲歴史博物館の企画展
「島根の神楽」　～芸能と祭儀～　を見に行くことでした。

島根県内に分布している民俗芸能である神楽は、
大きく分けると出雲・石見・隠岐と旧国ごとに特徴があるそうです。

楽器も、太鼓のバチの長さや太さが違ったり、笛の穴の数にも変化がありました。
面や衣装の展示だけでなく、映像が多かったのでわかりやすかったです。

着物の勉強をしているところなので、衣装を見るのも楽しくて、
時間のたつのも忘れて見ていました。
かなりゆっくりペースだったので、全部見るのに3時間半ほどかかりました。

この企画展は4月4日まで。開館時間は9時～18時です。

ここの博物館は、企画展だけでなく、常設展も見ごたえ十分です。
出雲大社からも近いので、お参りした後にいかがですか？
カフェでランチもおすすめです。


では、博物館をもう少し詳しくご紹介♪


桂並木、冬なのでちょっと寂しい・・。

なので、桂並木ではありませんが、2008年8月に行った時の写真をご覧ください。


博物館のまわりには、このように緑豊かなのびのびした風景が広がっています。

そして、博物館の１階には、私のお気に入りのカフェ、「阿礼」があります。


今回、２日目の朝にもこのカフェに寄って、「ゆずと林檎のジュース」（６００円）を飲みました。
ちょっと高いな～なんて思ったのですが、すぐに納得しました。
種のない小さな柚子をよく煮たものを、丸々２個使っています。
１個はジュースに初めから入っていました。
もう一個は別の器に入れてあり、そのまま食べましたが、甘酸っぱくておいしかったです。
「こんなにおいしいジュース初めて～！」と感激するぐらいおいしかったです。


２００８年夏にも薬膳カレーを食べていました。
左下は、ジンジャエールです。生の生姜、炭酸、シロップを使って自分の好みで合わせて作ります。
生姜は出西（しゅっさい）生姜です。
カフェの方によると、８月～９月頃は地元の名産品でもある出西生姜を使い、
冬場などは高知産の生姜を使うそうです。

ここのカフェでは、出来るだけ地元の食材を使っていて、
地元の食材については生産者のお名前を記したメモ書きが添えてあります。
ただ地元というだけでなく、かなりこだわりをもって選んでおられるようです。
他には、古代歴史博物館らしく、古代米入りシフォンケーキ、古代米入りおにぎりなど、
古代米を使ったメニューもたくさんあります。


まだまだ続く・・。

タグ：おいしいもの 博物館 出雲 神楽

THE ハプスブルク

今日は、京都の「THE ハプスブルク」（ハプスブルク展）に行ってきました。


JR新大阪駅に着いてみると、ナント尼崎駅での信号トラブルにより、新快速が運休のようでした。
快速も１時間以上遅れていて運行が不安定な様子だし、午後からレッスンあるし・・。

ということで、ちょっと贅沢に京都まで新幹線で行ってきました。（＾＾；）

場所は京都国立博物館（東山七条）です。



平日なのですいているかな？と思ったら甘かったようです。
入館まで４０分待ち、入ってからも人がいっぱいでした。

ハプスブルク家のコレクションを公開するこの展覧会、
今回は、オーストリアのウィーン美術史美術館、ハンガリーのブタペスト国立西洋美術館が所蔵する作品を中心に展示されています。

絵画が国別に展示されているので、当時の音楽との関連を考える上でわかりやすいということで、
チェンバロ関係の師匠やお仲間の間では早くから話題になっていました。


あまり時間がなくてゆっくり見られなかったのは残念ですが、
図録を買ってきたので、これからゆっくり復習です♪


あら、庭園にエリザベートが！
撮影スポットのようです。