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チェンバロのお手入れ1 [チェンバロ]

先週は、ちょこちょことチェンバロのお手入れをしていました。

まずは、18日のイベントに使うためにピッチをA(ラの音)=440Hzに。

IMG_2786.jpg
IMG_2787.jpg
普段はこのように、鍵盤の端に左右2枚ずつ板があります。
この状態だとA=415Hzです。
現代のピアノより半音ほど低いです。

IMG_2790.jpg
右端の1枚を抜いて

IMG_2793.jpg
鍵盤を右にずらします。

IMG_2794.jpg
抜いた右端の1枚は左端に出来た隙間に入れて3枚にします。

これで弦1本分鍵盤がずれて、A=440Hzとなります。
トランスポーズ機能というものです。便利ですね♪

今回はクラリネットと合わせるので、ここから少~し上げてA=442Hzにしました。

続く・・

タグ:チェンバロ
nice!(7)  コメント(4) 
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コメント 4

ユーフォ

チェンバロってそんな事ができるのですか・・・(>_<)
くりびつ~!!
by ユーフォ (2010-09-28 19:46) 

kayo

ユーフォさん
そうなんです~!便利ですよ♪
ソロや古楽器とのアンサンブルは415Hzで、
モダン楽器とのアンサンブルは440~442Hzでやっています。(^^)
by kayo (2010-09-30 05:40) 

Tommy

久しぶりにコメントさせて頂きます。

へぇ 面白いです。
この仕組みについてもっと詳しく知りたいので、またいつか記事をアップして頂けると嬉しいです。

トランスポーズ機能をネットでちょっと調べてみようっと。
by Tommy (2010-12-28 10:13) 

kayo

Tommyさん
ただ鍵盤をごそっとずらすだけの単純なしくみです。(^^;)
操作に時間はかかりませんが、
平均律以外の調律法だと、調律しなおさないといけないです。
by kayo (2011-01-01 23:05) 

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